2020/11/03
M&Aや事業承継の案件を仲介したり、あるいは対象会社に助言を提供する会社が毎年増えている感覚があります。証券会社、銀行、大手のM&A仲介会社の他に、会計士/税理士の先生が参入されるケースや、IT系の企業がマッチングの効率化を掲げて参入されるケース、不動産業者が参入されるケースなど例を挙げるといくつも出てきます。また、仕事をしていて出会う仲介会社の方の中には、大手のM&A仲介会社から独立されて事業をされている方もちらほらいらっしゃいます。 すでにご存知の方も多いと思いますが、M&Aや事業承継に関連する事業を行っている企業(弊社を含みます)の収入は、主に以下の3つから成り立ちます。 ①着手金や月額手数料  案件に着手する際に、数百万円〜2,000万円くらいの金額をお支払いいただき、収入とするものです。また、毎月数十万円程度の月額活動手数料をお支払いいただき、収入とするケースもあります。 ②中間金  基本合意時に数百万円を中間金としてお支払いいただき、収入とするものです。 ③成功報酬  M&Aや事業承継の案件成就時(株式譲渡契約や事業譲渡契約等)に決められた料率で手数料をお支払いいただき、収入とするものです。(移動金額の5%や、移動総資産額の5%等。最低手数料500万円等の設定あり。) 弊社は③の成功報酬のみという手数料体系としているため、この手数料の金額のみが収入となっています。 ここまで手数料の話をすると、M&Aや事業承継における譲渡金額が少額の場合にぶつかる壁についてご理解いただけるものと思います。
2020/06/12
清涼飲料水の自動販売機は、全国で210万台(出典:一般社団法人日本自動販売システム機械工業会、2019年12月末時点)あります。これらの自動販売機すべてに対して、定期的に清涼飲料水を補充する自動販売機オペレーター(自販機オペレーター)が全国にあります。...
2020/05/31
いつから戦略的なM&Aや事業承継について検討を始めたらよいか? 結論はタイトルにあるとおり、「早ければ早いほうが良い」です。 理由はそのほうが①経営をしていく上で選択肢を増やせる、②案件を進めるかどうかは都度判断できるが、急いでM&Aや事業承継の話をまとめようとすると交渉力上で不利になることがあるからです。...
2020/04/29
2019年の10月から実施された消費増税に対応するため、新しいシステムの導入やシステムの改修等を通じて投資が必要となった企業が多くあります。また、この投資に見合わないと判断し、このタイミングで廃業を決断された経営者の方が弊社の関与先にもありました。...
2019/09/19
月がきれいな秋の空をながめると、東京は明るいといえ、たくさんの星がみえてくる。暑さが残る9月の空には、今でも「デネブ・ベガ・アルタイル」から成る夏の大三角形が。そのような星たちが散りばめている夜空、つまり宇宙という巨大空間の起源を探るには、非常に小さな小さな世界の話になっていくという。素粒子という、小数点以下に「0(ゼロ)」がいくつも並ぶ非常に小さな世界の話しだ。おおきなものの起源、そして構成するものはこの小さな世界で説明されていくのだ。
2018/12/24
M&Aに関する仲介やアドバイザリー会社が増えてきたことや、M&Aに関する情報を広く取得できるようになったからこそ、一般的な情報が独り歩きしているケースがあります。 例えば・・・ ①少なくとも利益の5年分と純資産額との合計額で譲渡できますよ! ②IT関係の会社は強気の価格をつけても譲渡できますよ! などなど。...
2017/12/26
これから不定期でアップしていく業界レポートについて
2017/08/12
会社を買いたい気持ちと、会社を売りたい気持ち。これら2つの気持ちが表裏一体となっているM&A案件について考えています。
2017/04/13
M&Aは限られた人との間だけで極秘裏に進められる、経営上極めて重要であってかつ様々なことに神経を研ぎすませて進めていくものです。...
2017/01/20
日本国内に中堅企業は28万社、中小企業は421万社あります(出典:中小企業庁「事業承継等に関する現状と課題について2014)。 約4,000社ほどの大企業には銀行系、証券系、外資系、そして国内の独立系を含めて様々な資金の出し手がおり、リスクマネーを供給するプレイヤーが揃っています。...

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